海外のホテルのロビー等で見かけるような浄水器、我が家でも導入しました。
Berkey Water Filter Systems です。
製品の説明
Berkeyに関しては、サイズが色々とあるのですが、我が家では一番小さなトラベルサイズを購入しました。
サイズ: トラベルサイズ
容量: 1.5ガロン(≒5.7リットル)
ブラックフィルター
フッ化物除去フィルター(オプション)
通常のBekeryに付属品として付いてくるブラックフィルターに関しては、菌の除去率が限りなく100%に近いようです。
ブラックフィルター1つにつき、約3,000ガロン使用可能らしく、2つのフィルターが付いてきますので、合計で6,000ガロン(約3万4千リットル!)の使用量となります。
つまり、容量が1.5ガロンのトラベルサイズの場合、約4,000回使用できることになります。
我が家は追加で、フッ化物除去フィルターも購入しました。
上部のタンクにブラックフィルターを取り付け、下部のタンクにフッ化除去フィルターを取り付けることになります。
アメリカだと、全てセットで約$300で購入しましたが、日本だと5万円程するようです、、、。
我が家の使い方
我が家では、飲み水+料理に使用しています。
Berkey購入前には、Costcoで2.5ガロンx2本入りの水のケースを毎週購入していました。
Berkeyの購入を検討していた時期に、コロナが発生し、水やトイレットペーパー等の生活必需品の購入が困難となり、浄水器の需要も増えた為、Berkeyも長らく品切れとなっていました。
コロナのような事態は2度と発生して欲しくないですが、家庭にBerkeyがあると、飲み水は確保できます。
Berkeyのフィルターを使用すると、泥水でも飲める水に出来る(同社のHPによると)ほどの浄水機能を備えているようなので、災害時にも使用できます。
感想
良い点
初めて飲んだ時に一番違いを感じましたが、水がまろやかに感じることです。
水からプラスチック臭がすることもありません。
また、我が家で導入した最大の目的でもある、容器ゴミの削減にも貢献します。
不満な点
一番小さなトラベルサイズでも、キッチンに置くと、結構なサイズ感なのですが、それでも頻繁に水を継ぎ足す必要があります(我が家は5人家族です)。
同社HPによると、トラベルサイズは最大6名の使用を想定しているようですが、料理に使用してしまうと一気に水が無くなります。
上部のタンクに水を補充して下部のタンクにろ過される仕組みですが、水のろ過には数時間要するので、水を使用する度に補充するようにしています。
また、水の残量が減ってくると、極端に水の出が悪くなります。
まとめ
我が家に導入したサステナブル・アイテムとしては、初期投資が結構高額でしたが、総じて満足しています。
長い目でみると、Berkeyの購入費用<水の購入費用、となれば良いですが、、。
一番良かったのは、プラスチック臭を嫌がって水を飲まなかった、我が家の子供が、Berkeyにしてから水を飲むようになったことです。
日用品に関しては、容器や製造・販売工程で発生するゴミや環境負荷だけでなく、私達が買い物に使用する自動車のガソリン・排ガス、更には、買い物に使用する自分の大切な時間も費やしていることになります。
水のように、毎日消費する日用品から見直しすることが、サステナブルな生活にとっては一番効果的です。
最近、お店に積み上がっている500ml・24本入りの水ケースを見るたびに、消費される内容物(水)より、排出されるゴミの方が多いのではないだろうか、、と感じてしまう今日この頃です。